【第6回】リラクゼーションサロンから学んだ、ビジネスの本質

こんにちは。Mobilisの大川です。

僕は映像クリエイターでありながら、同時に「リラクゼーションサロン」の経営者でもあります。 が、施術は一切やりません(笑)

それでも現場を見ていると、「ああ、これってビジネスの本質だよなぁ」と思う瞬間が、めちゃくちゃあるんです。 今日はそんな“サロン経営と企業経営の共通点”についてお話ししてみます。


◆ 「技術力が高い=人気」ではない

サロンでは、もちろん技術は大切です。 でも、人気のあるセラピストさんって、必ずしも「一番うまい」人じゃない。

・笑顔がやわらかい ・声のトーンが安心する ・ちょっとした気遣いがある

こういう“人としての距離感”が心地よい人に、お客様は自然とリピートしてくれます。

これ、サービス業でも営業でも、まったく同じじゃないですか?


◆ 「聞く力」は、想像以上に大きな武器

セラピストさんに新人研修をするとき、いつも伝えていることがあります。

「施術が始まる前に、まず “ちゃんと聞く” それだけでお客様の満足度はぐんと上がるよ」

お客様は、自分のことをわかってくれる人に安心するし、信頼を置いてくれます。 これって広告でも、営業でも、マネジメントでも、同じだと思います。

いきなり話すより、まず“聞く”こと。


◆ マニュアルよりも「空気を読む力」

マニュアルは大事です。 でも、お客様の表情やしぐさ、雰囲気を“感じ取って”動ける人は、やっぱり強い。

それは、相手の立場で考える想像力や、ちょっとした気遣いのアンテナだったりします。

それができる人は、どんな業界でも求められる人材になる。


◆ 人は「感情」で動く

価格やスペック、条件。 もちろん大事だけど、人が行動を決める最後の一押しは、たいてい“気持ち”です。

「あの人にまた会いたい」 「あそこは感じがいい」

そう思ってもらえるかどうかは、数字には出ない“感情の記憶”

セラピストとお客様の関係も、 経営者と顧客の関係も、実はそこに共通点がある気がしています。


ということで、今回はリラクゼーションサロンの現場から見えた、ビジネスの本質について書いてみました。

肩の力を抜いて、でもちゃんと相手のことを考える。 そんな経営を、これからも続けていきたいと思っています。

読んでいただき、ありがとうございました!

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