こんにちは。Mobilisの大川です。
僕は映像クリエイターでありながら、同時に「リラクゼーションサロン」の経営者でもあります。 が、施術は一切やりません(笑)
それでも現場を見ていると、「ああ、これってビジネスの本質だよなぁ」と思う瞬間が、めちゃくちゃあるんです。 今日はそんな“サロン経営と企業経営の共通点”についてお話ししてみます。
◆ 「技術力が高い=人気」ではない
サロンでは、もちろん技術は大切です。 でも、人気のあるセラピストさんって、必ずしも「一番うまい」人じゃない。
・笑顔がやわらかい ・声のトーンが安心する ・ちょっとした気遣いがある
こういう“人としての距離感”が心地よい人に、お客様は自然とリピートしてくれます。
これ、サービス業でも営業でも、まったく同じじゃないですか?
◆ 「聞く力」は、想像以上に大きな武器
セラピストさんに新人研修をするとき、いつも伝えていることがあります。
「施術が始まる前に、まず “ちゃんと聞く” それだけでお客様の満足度はぐんと上がるよ」
お客様は、自分のことをわかってくれる人に安心するし、信頼を置いてくれます。 これって広告でも、営業でも、マネジメントでも、同じだと思います。
いきなり話すより、まず“聞く”こと。
◆ マニュアルよりも「空気を読む力」
マニュアルは大事です。 でも、お客様の表情やしぐさ、雰囲気を“感じ取って”動ける人は、やっぱり強い。
それは、相手の立場で考える想像力や、ちょっとした気遣いのアンテナだったりします。
それができる人は、どんな業界でも求められる人材になる。
◆ 人は「感情」で動く
価格やスペック、条件。 もちろん大事だけど、人が行動を決める最後の一押しは、たいてい“気持ち”です。
「あの人にまた会いたい」 「あそこは感じがいい」
そう思ってもらえるかどうかは、数字には出ない“感情の記憶”
セラピストとお客様の関係も、 経営者と顧客の関係も、実はそこに共通点がある気がしています。
ということで、今回はリラクゼーションサロンの現場から見えた、ビジネスの本質について書いてみました。
肩の力を抜いて、でもちゃんと相手のことを考える。 そんな経営を、これからも続けていきたいと思っています。
読んでいただき、ありがとうございました!